モダンな家の特徴とは?内装や外観のポイントもご紹介
家のデザインを決める時、モダンなデザインの家を建てたいという希望があっても、具体的にイメージするのが難しいと思う方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、モダンなスタイルとはどのようなデザインなのか詳しくご紹介いたします。
モダンな家とは?
モダンな家とは、現代的でシンプルなデザインの家を意味します。ヨーロッパの古い建物によく見られる装飾の多いクラシックスタイルに対して、装飾を極限まで削ったシンプルなスタイルをモダンスタイルと位置づけています。現在はモダンデザインにもいくつかの種類がありますが、基本的には形状がシンプルで落ち着いた色味で構成されるデザインを指します。
モダンな家の内装のポイント
直線をメインにシンプルなデザインで構成する
モダンな家の内装は、直線で構成されたデザインが一般的です。壁や天井のパネル、床のタイルパターン、さらには家具の形状も曲線的なデザインではなく、スッキリとした直線で構成することで、洗練された現代的な印象の空間が生まれます。その中に円や幾何学模様などのパターンを取り込むと、シンプルでありながらも変化を持たせた空間が実現するでしょう。
着いた色味をメインに、刺し色で遊ぶ
モダンな空間のベースとなる色彩は、白、グレー、ベージュなどの落ち着いた色調です。これにより、シンプルで清潔感のある空間を演出できます。そこに、好みの色を指し色として取り入れることで、シンプルな空間に鮮やかさと個性が与えられるでしょう。ただし刺し色は控えめに使用し、全体のバランスを崩さないよう注意しましょう。
装飾の少ない家具を選ぶ
モダンな内装には、シンプルで直線的なラインの家具がマッチします。過度な装飾や複雑なデザインは避け、機能性と美しさを兼ね備えた家具を選びましょう。素材は木、金属、ガラスなどをミックスし、素材の組み合わせを楽しむといいですね。家具の配置にも余白を意識し、空間に余裕を持たせることで、洗練された雰囲気が生まれます。
モダンな家の外観のポイント
シンプルでミニマルな形状
モダンな家の外観は、複雑な装飾を避けて、シンプルな幾何学形状を基本とします。直線的なラインをメインとし、余計な要素を省いたミニマルなデザインを目指しましょう。屋根も陸屋根や片流れ屋根など、シンプルな形状を選ぶといいですね。機能性とデザインのバランスを見ながら計画しましょう。
落ち着いた色味を選ぶ
外壁の色は、白、グレー、ベージュなどの落ち着いた色調を基調とします。これらの色は周囲の環境と調和しやすく、また洗練された印象を与えることができます。さらに、アクセントとして黒や濃い色を部分的に使い、コントラストを付けることも出来ます。加えて、素材の自然な色や質感を活かして、コンクリート、木、金属などの素材感を上手く組み合わせてもいいでしょう。
窓も含めたデザインを考える
窓は、建物の表情を決める重要な要素です。窓の形状もモダンな家のデザインに大きく影響します。基本的に窓は直線で構成されていますが、円形の窓をアクセントとして取り込むことも、モダンな家のデザインとしてはひとつのアイデアです。また、窓枠のデザインや色も全体の印象に大きく影響するため、建物全体のコンセプトとのバランスを考えてデザインしましょう。
今回は、モダンな家のデザインについて詳しくご紹介しました。モダンな家のデザインのポイントが分かれば自分の好みも理解できて、家づくりの際の打ち合わせもスムーズに進みそうですね。また、事例の写真もたくさん見ていくことでより具体的にイメージできるようになるでしょう。