夜の外観も美しく。エクステリアの照明をおしゃれにするポイント
夜の家の外観を彩る大切なアイテムである、エクステリアの照明。光のデザインは自分ではなかなかイメージすることが難しいからこそ、家づくりの初期の段階からしっかりと考えることが大切です。今回はエクステリア照明について詳しくご紹介しましょう。
エクステリアの照明を計画するには
家づくりにおいて、外観はその家の第一印象を決める重要な要素です。昼間はもちろん、特に夜間の外観も美しく保つためには、エクステリア照明の計画が欠かせません。照明を効果的に配置することで、建物の形や質感を際立たせ、昼間とは異なる魅力を引き出すことができます。新築時に、外観のデザインだけでなく、夜の照明効果をしっかりとイメージし、計画に組み込むことが重要です。また、適切な照明デザインは、防犯対策としても有効であり、住まう人たちが安心して過ごせる環境を作り出します。家づくりを考える際には、早い段階からエクステリアの照明もしっかりと計画し、家全体の魅力を引き立てましょう。
【場所別】エクステリアの照明のポイント
カーポート
カーポートの照明は、夜間の駐車時や車の出入りを安全に行うために不可欠です。駐車する際の視認性を確保するために、広い範囲を均一に照らす照明を選びましょう。センサーライトを取り入れると、自動で点灯するため利便性が高まります。また、光の色温度を調整することで、暗い中でも自然な視界を確保できるようにすると、安心感を得ることもできます。
門のまわり
門のまわりに設置する照明は、防犯性を高めるだけでなく、家の外観のアクセントにもなります。門柱やフェンスに沿って、柔らかい光を放つ照明を配置することで、訪れる人の視認性を向上させます。特に人感センサー付きの照明を使うと、必要な時だけ点灯し、省エネにも繋がります。門まわりのデザインを引き立てつつ、安心感も与える照明計画をしましょう。
玄関アプローチ
玄関アプローチの照明は、安全な通路を確保しながら、家への誘導効果を高めます。足元をしっかりと照らすよう、地面や低い位置に配置する照明が効果的でしょう。埋め込み式のライトやポールライトを活用することで、歩行者の視界を確保しつつ、アプローチ全体に統一感を出すことがポイントです。明るすぎない柔らかな光を選ぶことで、心地よい雰囲気を演出することができます。
玄関ポーチ
玄関ポーチは、来客や家族を出迎える場所であり、印象を左右する重要なエリアです。ここには、扉周りや天井に設置する照明が適しています。明るさを適度に保つことで、夜間でも玄関の鍵の開閉がスムーズに行えます。デザイン性を重視した照明器具を選ぶことで、家全体のスタイルに統一感を持たせ、魅力的な外観デザインを作り出します。
庭
庭の照明は、昼間とは異なる表情を引き出し、夜間も楽しめる空間にするための大切なアイテムです。植栽やオブジェクトを効果的にライトアップすることで、庭の立体感や深みを表現できます。地面に埋め込むタイプやスポットライトを使って、柔らかな光を演出するのがポイントです。自然との調和を考慮した照明計画が、癒しの空間を生み出すでしょう。
今回はエクステリアの照明について詳しくご紹介しました。設置する場所により照明の役割やデザインも変化するということがお分かり頂けたのではないでしょうか。昼だけでなく夜でも魅力ある表情を持つ家にするために、エクステリアの照明にもこだわってみてください。