バルコニーとは?テラスやベランダとの違いやメリット、活用法をご紹介
新しく家を建てるなら、ぜひバルコニーをつけたいという方は多いかと思います。そのためにも大切なのは、バルコニーで何がしたいかを考えておくことなのかもしれません。自分たちの暮らし方を振り返り、どのようにバルコニーを使えばより豊かな日々を過ごせるのかを知っておきましょう。今回は、バルコニーについて詳しくご紹介します。
バルコニーとは?ベランダやテラスとの違いは?
バルコニーとは、建物の外側に張り出した手すり付きの屋外スペースのことをいい、屋根がついていないところが特徴です。ベランダには屋根や庇があること、テラスは主に1階に設置され、リビングと隣接していることが一般的です。法律上、これらの用語に明確な区別はありませんが、バルコニー及びそれに類するものとして、構造や手すりの高さなどに規定があります。これらの屋外スペースは、それぞれ特徴が違うため、用途や好みに合わせて選ぶことが大切です。日当たりや開放感、雨よけの有無など、生活スタイルに合わせて検討しましょう。
バルコニーのメリット
プライバシーを守った屋外空間を作ることができる。
バルコニーは、周囲からの視線を遮ることのできる設計も可能となります。例えば、手すりや目隠しパネルを適切に配置することで、近隣からの視線を気にせずくつろげる、プライベートな屋外空間を作り出せるでしょう。また都心部においても、緑や花を楽しんだり、日光浴をしたりと、プライバシーを保ちながら屋外の雰囲気を味わえます。
大きな洗濯物を外に干すことができる
室内に干す場合と比較すると、バルコニーでは広いスペースを確保できるため、大きな寝具や厚手の衣類も余裕を持って干すことができます。日光と風を十分に取り込めるので、洗濯物の乾きが早く、清潔に保てるのも嬉しいポイントと言えます。洗濯物を外に干せることで、部屋を広々と使えるというメリットも生まれます。
アウトドアリビングとして様々に楽しめる
バルコニーは、コンパクトながら多目的に活用できる空間。テーブルやチェアを置いてバーベキューを楽しんだり、ガーデニングスペースを作ってみたりと、アウトドアリビングとして使用することができます。季節の花や緑を楽しんだり、朝食や夕涼みの場所として使ったりと、日常生活に豊かさを加えることができるでしょう。
バルコニーの活用法や楽しみ方
シェードをつけて、より快適に楽しむ
バルコニーにシェードを設置することで、直射日光や雨を遮り、心地よく過ごせる空間が作れます。日差しの強い夏でも涼しく過ごせて、軽い雨の日でも外の空気を楽しめるでしょう。開閉式のシェードなら、天候や気分に合わせて調節も可能です。プライバシーの確保にも役立ち、バルコニーの使用頻度と快適性が格段に向上します。
アウトドアファニチャーを設置してリラックスして過ごす
バルコニーにアウトドアファニチャーを置くことで、くつろぎの空間としての要素が高まります。耐久性の高い素材の椅子やテーブルを選び、快適に過ごせる環境を整えましょう。小さなソファやハンモックを置けば、読書や昼寝を楽しめます。観葉植物や照明を組み合わせることで、より居心地の良い空間になります。自然を感じながらリラックスできる、特別な場所になるでしょう。
今回は、バルコニーについて詳しくご紹介しました。屋外の空間を作ることが出来れば、日々の暮らしはより豊かで充実したものになります。そしてまた、非日常感を味わえる空間として使うこともできるでしょう。あなたの家づくりにも、バルコニーの設置を考えてみませんか。